コロニルの革製品のお手入れ方法|おすすめレザーケア

革製品のお手入れ方法とCollonil(コロニル)の使い方

革は人肌と一緒でデリケート。日頃のお手入れでいきいきします。 ほっておくと乾燥にまけてヒビ割れたり、汚れがたまってシミになったり。おすすめレザーケアセット、コロニルの使い方やお手入れ方法をご紹介します。

革の手入れ
革靴や革財布などは、使い込むことで風合いがよりよく“変化”していきます。革の素材によってはエイジング(経年変化)することで、重厚な雰囲気を醸しだし、より革を楽しむことができます。俗に言う「いい味が出る」ってやつです。しかし、革のエイジングも一歩間違うと、ただ“みすぼらしいだけ”の劣化状態になってしまう危険性も。極上の艶を出すには定期的な革メンテナンスが不可欠です。

革の手入れのポイント

そこで愛着ある革製品と長くつき合うには、普段どういうことを心がけ、どういった革のお手入れを施していけばいいのか、4つのポイントをご紹介します。

1.革の汚れをこまめに落とす

革の手入れ
積もった汚れは、革の毛穴やシボに押し込まれ、徐々に革がくすんでいきます。レザーケア専用のクロスやブラシで、日頃からレザーケアをしてあげましょう。でも強くこするのはNG!「優しく撫でるように」が鉄則です。

2.革の保湿

革の手入れ
人間の肌と同じで、「保湿」をすることで革は長持ちします。革製品は極度に乾燥したまま放っておくと、割れたり破れやすくなったりと劣化してしまいます。経年変化を楽しむ種類の革でも、エイジングを楽しむ以前に損傷が出てしまっては意味がありませんよね。革の表面に充分なうるおいを与えておくことが重要です。革質にあった専用のオイルやクリームで、2ヶ月に1度の特別なケアを。

3.革は雨や油脂が苦手

革の手入れ
最愛の革製品に出逢ったら、まず最初に防水スプレーなどでプロテクトをしましょう。革は天然素材で大変デリケート。雨や汗がつくとシミになったり、汚れやヒビわれの原因になります。「買ったときにプロテクト」が合言葉です。 特に革財布やキーケースなどの革小物は、革靴や鞄に比べると繊細な仕上げのものが多いです。まずは水気を避け、もしも水に濡れたら放置せずに、すぐに優しく拭き取り、自然乾燥してください。このときドライヤーで乾かすのは絶対にNG!熱で変形や型崩れを起こす場合があります。

4.革製品は風通しの良い日陰で保管

革の手入れ
レザー製品は、紫外線やジメジメした高温多湿がっとても苦手です。特に梅雨の湿気対策が大事。革の保管方法は、風通しの良い場所で、不織布(ふしょくふ)など、通気性の良いものに入れて保管しましょう。 ブランドバッグの場合、購入時は厚手のネル生地や不織布に包まれていることが多いと思います。梅雨の保管方法については、ネル袋はおすすめしません。ネル生地とはコットン素材をベースに少し起毛させている丈夫な生地なので、バッグを傷から守ってくれるというメリットがあります。一方で、ネル生地は分厚い素材のため、革バッグを包んでおくと湿気を溜め込みやすいというデメリットもあります。そのため、梅雨時期の革バッグを保管する時には、ネル生地を避け通気性の良いものに包んで収納しましょう。
革の手入れ
「可愛い子には手がかかる」優しさと労わりが美しさを保つ秘訣です。人それぞれに肌質が違うように、革によって使えるケア用品が違います。まずはお手入れの基本を覚えながら、「どんな革なのかな?」と、革の個性をみていきましょう。

実際に革のお手入れをしてみよう!

レザーケアの流れが分かったところで、実際にお手入れをしてみましょう。

Daily Care 日頃のデイリーケア

まずは、簡単な日頃のお手入れから始めましょう。肌や洋服に触れる革製品に皮脂汚れや色移りはつきもの。汚れが落ちなくなる前に、こまめに落としてあげましょう。ここで注意して欲しいのが、固い布で強くこすらないこと。強くこすると、逆に革の表面を傷めたり、汚れをシボの奥へ押し込んで、しこい汚れの原因になります。革専用のブラシでブラッシング、もしくは革用クロスでやさしく拭いてあげましょう。
革の手入れ
優しく、なでるようにクロスで乾拭き、またはブラッシングをし、ホコリや汚れを落としましょう。化学雑巾や中性洗剤を薄めて使うのは、革の柔軟性が失われたり、革が傷んだりするので避けます。また雨に濡れたときは水分をタオルで優しく吸い取り、自然乾燥してからケアしましょう。ドライヤーで乾かすのは絶対にNG!熱で変形や型崩れを起こす場合があります。

Special Care 2ヶ月に1度のスペシャルケア

色やツヤがくすんでいると感じたら、その革にあったケア用品で、スペシャルケアをしてあげましょう。2ヶ月に1度くらいのペースでやるのがおすすめです。革は人肌と同じで、乾燥すると固くなったり、ヒビわれたりします。その革専用のオイルやクリームを使って、保湿や栄養を与えてあげましょう。ケアをしたあとは、防水スプレーをかけて、革を汚れから守ってあげることもお忘れなく。(コードバンは防水スプレーは必要ありません。その革にあったお手入れ動画をご覧ください。)

1.

優しくまんべんなくブラッシングをしてゴミを落とします。

2.

クロスやスポンジにオイルを少量つけ、全体に塗布します。

3.

クロスを使い、余分な油分をぬぐい、自然乾燥させます。

4.

自然乾燥後、防水スプレーをしてプロテクトします。

革別レザーケア用品(コロニル)の紹介

ここからは革別のレザーケア用品のご紹介です。スタッフ厳選の
Collonil(コロニル)やpedag(ペダック)のレザーケア用品とお手入れ方法をご紹介します。

ヌバックレザーのお手入れ方法


ヌバックレザーのお手入れに必要なケア用品


  • (コロニル)ヌバックボックス

    Collonil(コロニル)ヌバックボックス


  • (コロニル)クリーナー

    Collonil(コロニル)クリーナー


  • Collonil(コロニル)1909プロテクトスプレー

    Collonil(コロニル)1909プロテクトスプレー


  • pedag(ペダック)馬毛ブラシ

    pedag(ペダック)馬毛ブラシ



コードバンのお手入れ方法


コードバンのお手入れに必要なケア用品


  • Collonil(コロニル)ポリッシングクロス

    Collonil(コロニル)ポリッシングクロス


  • pedag(ペダック)馬毛ブラシ

    pedag(ペダック)馬毛ブラシ


  • Collonil(コロニル)1909レザークリーム

    Collonil(コロニル)1909レザークリーム


ハラコ・ファー・ヘアレザーのお手入れ方法


ハラコ・毛皮製品のお手入れに必要なケア用品


  • Collonil(コロニル)ハラコ・毛皮製品用防水スプレー

    Collonil(コロニル)ハラコ・毛皮製品用防水スプレー


  • pedag(ペダック)馬毛ブラシ

    pedag(ペダック)馬毛ブラシ

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